「おもてなし関西プロジェクト」は、
中国、東アジア圏へ関西をPRすると共に
訪日外国人(インバウンド)に特別な体験をしてもらうプロジェクトです

京都と大阪をめぐる戦国史ツアーを決行

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2016年4月14日~17日
京都と大阪をめぐる戦国史ツアーを決行致しました。
中国深圳からのお客様で、日本の戦国史が大好きな方でした。
戦国歴史にまつわる場所と、日本風情を堪能できる高級旅館をご案内いたしました。
地酒や日本酒、うな重や海鮮などものグルメも楽しんでいただけたようです。
非常に喜んで帰ってくださったことと、個人旅行をする中国の方の傾向や意向も見えたため、今回のツアーについて少し書いてみます。

旅行の条件

 ・人数は3人
 ・大阪と京都で戦国史にまつわる場所をまわりたい
 ・日本風情溢れる旅館に泊まりたい
 ・一人一部屋で個室に温泉がついているものが良い
 ・どんなに高額でもかまわないので、一番良い部屋が良い
 ・日本の居酒屋を体験してみたい
 ・着物を着た女性の方からの接待を受けたい(舞妓さんのことを指しています)
 ・新鮮な海鮮料理や日本の地酒を楽しみたい
 ・日本のうな重を食べてみたい
 ・ハイヤー付きで優雅な旅にしたい
 ・中国人が少ない場所へ連れて行ってほしい
 ・ショーの鑑賞などは必要ない
 ・買い物の時間も必要ない

・・・などなど要望盛りだくさんでした。

この条件においての問題点

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JHK TRAVELは基本的にハイヤーとガイドがつきますので、もちろん言語の問題はありませんし、道に迷う心配もございません。
そしてもちろん個人旅行ですので、どんなに要望が多くてもかまいません。

しかし!
日本の旅館の文化として、「旅館に個室」というものは存在しません。
日本の文化上、旅館は数人で一緒のお部屋に泊まることが基本です。

また、4月は舞妓さんや芸子さんの都をどりの時期であり、踊りを鑑賞することは出来ても、接待を手配することは時期的に難しく、その上、4月は桜の時期ということもあり、部屋に露天風呂がついた旅館は満室。

特に外国人観光客の増加によって、圧倒的に宿泊施設が足りていない現状で、1か月半前の予約ではなかなか希望通りのお部屋をおさえることは難しいのです。

しかしそれを中国の方へ理解してもらうにはなかなか難しく、
「なぜそれが出来ないのか?」という質問に対して「日本の文化だから」以外の言葉で伝えなければなりませんでした。

結局、温泉も舞妓さんも無しではありましたが、高級旅館での一人一部屋宿泊が可能なところを探し出してそこで折り合いをつけました。
温泉で知らない人と一緒に入るのは抵抗があるそうで(一緒に旅行に行く人ですら同室が嫌なんですもんね…)大浴場ではなく、プライベート温泉をチェックイン時に予約することになりました。

そしてその他の希望を盛り込んだ最終行程表と金額をご提示し、ご納得を頂いたうえでツアーは決行されました。

今回のお客様の旅行目的

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中国では今なぜか徳川家康が人気だそうで家康についての本まで出版されているとか。
彼らは日本の戦国時代の歴史へ大変興味があり、織田信長や豊臣秀吉などだけではなくその家臣なども熟知されていました。

日本人の私よりも日本史に詳しく、特に秀吉の部下の部下の話までされるくらいの戦国史好き。
私が日本の戦国史を教えられるはめになりました・・・

中国の方は本当に探究心・向上心が強く、自分が興味のあるものに対してよく調べられています。そういったところは見習わなければなあと思いますね。

大阪観光の前日に「明日大きな家電量販店へ連れて行ってほしい」と言われた時は、やはり爆買いをするのか!と思いました。が、なんと彼らは日本での流行や中国にまだ進出していないブランドがあるかどうかを知るために家電量販店に来ることを望んだのでした。

彼らの会社は電化製品に関係のあるものを扱う会社だったため、日本でよく売れている商品を研究するために数点購入してみたり、中国には見かけないものを今後の参考までに購入してみたり・・・と決して爆買いはしませんでした。

日本でよく見かける爆買いですが、あれは団体ツアー独特のものです。なぜそうなるのか?そのシステムは後日記事に上げたいと思います。
ブログ:中国団体ツアーの闇とは

居酒屋に行きたい

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日本の居酒屋は日本独特の雰囲気を楽しめるらしく、「日本の居酒屋に行きたい!!」という要望を頂きました。

今回の方たち以外でも、「日本の居酒屋に行きたい!」と望まれる中国の方は多いようです。
中国にも日本の居酒屋チェーン店は進出していますが、やはり利用者が日本人でないとあの雰囲気は出ないみたいですね。笑。

ただ、今回の行程では夜に行くのはどうしても無理だったため、お昼にも営業している居酒屋さんを探すことになりました。
京都でお昼も営業している居酒屋さんとなると、ほとんどありません・・・・

しかもお客様から提示された条件は「個室で喫煙可、新鮮な魚介類と日本酒をいくつか揃えている店」・・・・・
ただでさえも昼に空いている居酒屋を探し出すのが難しいのに、ハードル高すぎです・・・・

しかし、探し出しました!!

お昼にランチをやっていて、個室で喫煙可のお店に夜メニューを出してくれるというお店を1軒だけ見つけることが出来、お客様も大満足でした。
中国では日本レベルの新鮮な刺身を食べようと思うと3倍くらいの値段がするそうです。そしてそれほど新鮮ではないとのこと。

お店の方にもランチで忙しい時間帯にも関わらず多少無理は言ってしまったかもしれませんが、その分売上で返すことは出来たと思います・・・!
お店の皆様、ありがとうございました!

中国人富裕層は中国人のいないところへ行きたい

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そしてやはり「中国人がいないところ」「人が多くないところ」を強く希望されたわけですが、

・中国ではどこに行っても人人人
・中国では精神的プレッシャーが多すぎるため日本でリフレッシュしたい。
・中国を思い出したくない。
・中国人が沢山いたら中国を思い出す。

などなどの理由があったそうです。

これは今回の方たちだけではなく、ある程度の収入がある中国人には共通する条件のようです。
14億人(もしくはそれ以上)という莫大な人口がいる中国では、やはり生存競争も激しくそれは幼少期から始まります。

これは幼少期に中国へ移住し、成人してから日本へ帰ってきた日本人の知り合いから聞いた話ですが、中国の学校では、人に埋もれないために大きな声を出したり、自己主張する練習があるところもあるそうです。(もちろんすべての学校であるとは限りません)

そんな社会で常に精神を削りながら戦ってきた彼らは、日本へひとときの安息を求めてきているのですね。
つまり、モノを買いたいだけではなく、精神的な癒し。

個人旅行では特にそれが顕著になってきています。

しかし3泊4日の行程の中、最後関空でお見送りするまで、かなり精神的にもリフレッシュしてくださったようです。
また次回JHKをご利用して下さるとのことで、中国深圳へ帰っていきました。

このように個人旅行の企画を通じて、多様な中国人の要望と、日本の施設や業者様をつなげるサービスを行なっております。
JHKは「Japanese Hospitality Kansai」の頭文字をとったもので、直訳すると「日本関西のおもてなし」となります。

個人旅行の企画・中国人観光客の誘致ならJHKへご相談下さい。
詳細ページはこちら

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